2023年01月10日

どんよりくすみ顔は寒さが原因? いつものスキンケアにマッサージ習慣をプラスして透明感あふれる肌へ

本格的に寒さが厳しくなってくるこの季節、肌の血色や透明感が失われ、顔色がどんよりくすみがち。鏡を見るたび、「なんだか顔色が悪い…」「ファンデーションが上手くのらない…」なんて悩んでいる人も多いのではないでしょうか? 肌のくすみはメイクではなかなかカバーしにくく、隠そうとすればするほど厚塗りや粉浮きの原因にもなってしまいます。そこで今回は、この時期にくすみが加速する原因を解説するとともに、透明感のある肌づくりに役立つスキンケア方法をご紹介します。

Index

  1. 寒くなるほどに肌がどんより……。冬にくすみが加速する原因は?

  2. 「雪肌精透明感測定」で、あなたの肌透明度をいますぐチェック!

  3. カギは血色感とうるおい。スキンケアにプラスマッサージで肌の透明感を底上げしましょう。

  1. 寒くなるほどに肌がどんより……。冬にくすみが加速する原因は?

    肌がくすんでいる状態とは、肌に血色感がなく、黄みが強くなったりツヤ感や透明感が失われたりして、顔全体がどんより暗く見える状態のこと。肌がくすんでいると年齢より老けて見られたり、不健康で暗い印象を与えたりしてしまうこともあります。
    とくに寒い時期は、肌のくすみが加速するような気がするのはなぜでしょうか? その原因を見ていきましょう。

    ●体の冷えによる血行不良

    寒さで体が冷えると、血行不良になりがちです。血流量が減ることで肌の健康的な赤みが失われ、皮膚が青黒く見えるように。クマなども目立ちやすくなります。また、肌の細胞に必要な栄養や酸素も行き届かなくなることで、肌ツヤの低下やターンオーバーの乱れ、むくみなどにもつながります。冷え性の人はとくに冷えによるくすみに悩まされがちです。

    ●ターンオーバーの乱れ

    血行不良によって肌の新陳代謝であるターンオーバーが乱れると、古い角質が排出されず肌の表面に蓄積してしまいます。すると肌はどんよりと黒ずんで見え、透明感も損なわれてしまいます。
    また、古い角質が重なった肌はゴワついて、化粧のりも悪くなりがちです。

    ●乾燥によるうるおい不足

    乾燥による肌のうるおい不足もくすみを引き起こす原因になります。表面がカサついた肌はキメが乱れた状態。キメの凹凸が影になって顔全体がどんより暗く見えるだけでなく、光が均一に反射しないことで透明感がなく見えてしまいます。光を反射する、つるんとなめらかな肌を保つためには保湿ケアが欠かせません。

  2. 「雪肌精透明感測定」で、あなたの肌透明度をいますぐチェック!

    肌に透明感があると、肌が柔らかく明るく見えるので、"肌がキレイ"という印象につながります。また、肌にくすみがないことで、清潔感やヘルシー感まで高まり、「あの人、何だかいきいきしていて素敵」という好印象にもつながります。
    そこで気になるのが、今の自分の肌の透明感。特別な機械や美容カウンターで調べてもらわずとも、「SEKKISEI 透明感測定」で、いますぐ自分の肌の透明感をチェックすることができますよ。ぜひトライしてみませんか?

    ●「SEKKISEI 透明感測定」

    コーセー独自の「透明感方程式」により、今のあなたの透明感をスコア化。透明感はもちろん、おおよその肌年齢などもチェックできます。

    https://clarity.sekkisei.jp/claritycheck/

    診断は簡単3ステップ! 所要時間は2~3分です。
    STEP1 3つの質問に回答
    STEP2 ご自身のスマホやPCのカメラで顔を撮影します
    STEP3 肌年齢&透明感スコアの結果とともにおすすめのスキンケアアイテムの紹介も!

    季節や生活習慣によって肌のコンディションは変化するので、気になったときはチェックして、今の自分に合うスキンケアの参考にしてください。

  3. カギは血色感とうるおい。スキンケアにプラスマッサージで肌の透明感を底上げしましょう。

    自分の肌の状態がわかったところで、気になるのは、いつも透明感のある肌でいるためにはどうしたらいいのかということ。そのカギは、「うるおい」と「血色感」にあります。
    うるおいで満たされた肌は、キメが細かくなめらか。光を反射するので肌が明るく、透明感が増したように見えます。また、ほんのりと赤みが助けたような血色感のある肌は、明るく健康的な印象をもたらしてくれます。
    そんな透明肌に欠かせない「うるおい」と「血色感」を手に入れるためには、毎日のスキンケアに一工夫を加えてみましょう。ポイントは、保湿ケアの強化と、マッサージなどで血流をサポートし、肌の血色感を高めてあげること。ここで紹介するケア方法をぜひ参考にしてみてください。

    ●基本の保湿ケアを強化

    まずは肌の乾燥を徹底ケア! 化粧水はしっとりタイプのものに変え、美容液やクリーム、オイルなどで必要な油分も補いましょう。丁寧に保湿することで肌のキメが整い、光を反射しやすいなめらかな肌へ導きます。また、スキンケアの前にはホットタオルで肌をあたため、血行を良くすると、保湿効果がアップ。時間のある時にはぜひ試してみてください。

    ●角質ケアでよりうるおう肌に

    くすみの原因となる古い角質のケアも大切です。週1~2回はスクラブやピーリングで古い角質を取り除いてあげましょう。乾燥により肌がデリケートに傾きがちな人はクレイを使ったアイテムを取り入れてみるのも良いでしょう。毛穴の汚れや余分な角質を一掃することで、化粧水なども浸透(※)しやすくなります。肌のターンオーバーも整うため、くすみ知らずの透明感のある肌に!

    ※角質層まで

    ●血行を良くするマッサージをスキンケアにプラス

    お風呂上がりに肌がキレイに見えるのは、血流が良くなり肌の血色感もアップするから。そんな健康的な肌を目指して、寒さで滞った顔や首・胸元の血流をマッサージで促進しましょう。毎日のスキンケアにプラスすることで、保湿効果のアップも期待できます。
    また、部分的なマッサージだけでなく、全身の血行を良くすることも大切です。首や背中を冷やさないような服装を心がけたり、ゆっくり湯船に浸かるようにしたり、日頃から意識的に体を温めることで冷え性の改善にもつながりますよ。

    マッサージ1

    ①乳液をたっぷりと肌になじませます。
    ②らせんを描くようにあご先から耳に向かって優しくマッサージ。
    ③あご先から頬にかけても同じようにマッサージしましょう。
    ★肌をこすらないように優しく手をすべらせるのがポイント!

    マッサージ2

    ①人差し指と親指で軽く耳をつまみます。
    ②横に引っ張りながら後ろ方向にゆっくりと5回まわし、耳全体をほぐします。
    ★耳の周りにはリンパ節やツボが集まっているため、ときどきほぐして。強く引っ張りすぎないように注意しましょう。

    ●メイク前にはデコルテのマッサージをプラス

    冷えは肌のくすみだけでなくむくみの原因にもつながります。それを解消するには顔だけでなく、首や鎖骨まわりのマッサージを。鎖骨まわりの筋肉がほぐれると血行が良くなり老廃物が流れるので、血色感がアップし、化粧のりも良くなります。

    メイク前の鎖骨マッサージ

    ①脇の下を3回ほど揉みほぐします。
    ②鎖骨を人差し指と中指で挟み、外側から中心へ向かって小さな円を描きながら優しくほぐしていきましょう。
    ③首筋も同様に指先で小さな円を描きながら、下から上、上から下へとほぐします。
    ★力が入りすぎないよう中指と薬指の2本を使うようにします。

    マッサージをする際、そのまま肌をこするのは刺激になってしまうためNGです。マッサージを行うときには必ず乳液やオイルをつけるようにしましょう。

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A Little More 透明感とハリ感がグンとアップ!
いつもの乳液でプチマッサージを

寒さで血流が悪くなると、顔色のくすみだけでなくクマや乾燥、ハリ不足などさまざまな肌トラブルが起こりがちに。そんなとき、スペシャルケアを取り入れるのも手ですが、普段から愛用するアイテムの使い方を少し工夫するだけで、気軽に効果的なケアができるんです! そこでご紹介したいのが、乳液を使ったプチマッサージ。毎日のケアタイムに取り入れることで、透明感やハリ感がグンとアップ。血色感のあるいきいきとした肌を目指せますよ。

肌のうるおいを確かめる女性

Step 1. 乳液をいつもよりたっぷりめに手に取る

いつも通り洗顔、化粧水までスキンケアを行い、乳液を普段より多めに(3~4プッシュほど)手に取ります。

Step 2.乳液を顔全体になじませマッサージ

乳液を顔全体になじませます。
クマの気になる人は、手の付け根で目を覆い、そのまま3~5秒温めるようにします。
そのまま目尻方向へスライドさせてこめかみをゆっくり押さえましょう。

Step 3. 気になる部分には重ねづけ

シワやむくみが気になる部分には、さらに乳液を追加してマッサージを。
ほうれい線は、重力に逆らうようにて指を動かすのがポイントです。
口角からほうれい線に沿って螺旋を描くように指をすべらせ、その後、中指をほうれい線に当てて、耳まで引き上げます。